ウィディア(WIDIA)社製工具の魅力とは? おすすめ商品もご紹介

ウィディア(WIDIA)社製工具の魅力とは? おすすめ商品もご紹介

金属加工などで使用する切削工具は、世界中のさまざまなメーカーが製造・販売を行っています。その中でも、世界有数の切削工具メーカーとして名を知られているのが「ウィディア(WIDIA)社」です。
ウィディア社では、どのような切削工具を製造しているのでしょうか。
ここでは、ウィディア社の概要や製品の魅力、さくさくECで取り扱っているおすすめ製品をご紹介します。

ウィディア(WIDIA)とは

ウィディア社は、アメリカに本社を置く切削工具メーカーです。90年以上もの長い歴史を誇る、世界的な工具メーカーとして知られています。

複数のブランドを有しており、エンドミルを販売しているのは「ウィディア ハニタ(WIDIA HANITA)」というブランドです。
エンドミルの切れ刃をかたどった赤いバラがロゴとなっていて、ウィディア社の金属切削における経験や革新性を象徴しています。

ウィディア(WIDIA)社製工具の魅力

長い歴史を持ち、世界でも有数の工具メーカーであるウィディア社ですが、具体的にどのような点がユーザーから支持されているのでしょうか。
ウィディア社や、ウィディア社製の切削工具の魅力をご紹介します。

・長い歴史に裏打ちされた技術

90年以上もの長い歴史に裏打ちされた技術力の高さは、ウィディア社の大きな魅力のひとつです。商品展開も幅広く、フライス盤や旋削工具、穴あけ工具などを、さまざまな業界に提供しています。

精密に設計されているウィディア社の超硬工具は、高い耐久性を誇るのも特徴です。精密かつ高耐久な製品を数千点取り揃えており、顧客のさまざまな課題解決や生産性向上に貢献しています。

・革新性に優れた商品の数々

長い歴史に裏打ちされた技術力を用いて、革新性に優れた製品を多く生み出しているのも特徴です。
例えば、PVD TiNコーティングされたタップを世界で初めて発売したのはウィディア社です。他にも「ガンタップ」の発明など、各種業界の抱える課題を解決するために、高い品質の製品の開発を現在も続けています。

また、歴史に裏打ちされた知識や技術力を生かして、航空宇宙や医療、エネルギー、建築など、あらゆる業界の機械加工における課題に熟知している点もウィディア社の強みです。
各種業界ならではの課題を把握し、それを解決するための切削工具を提案することができます。

ウィディア(WIDIA)社のおすすめ製品

さくさくECでも、ウィディア社製の切削工具を取り扱っています。
ここからは、さくさくECがおすすめするウィディア社の製品と、それぞれの特徴をご紹介します。

・ALUFLASH

アルミニウムの切削加工に適した、2枚刃及び3枚刃の超硬ソリッドエンドミルです。径範囲は1mm~20mmとなっています。
超高速回転時の振動を抑制したバランス設計で、スピンドルの負荷を軽減できます。切り屑形成や排出性を改善するために、W型のフルート形而上を採用。ランピング加工とZ軸加工の性能も強化しています。

また、放物線上のコア(パラボリックコア)が工具の安定性を向上させ、たわみや破損リスクを軽減できる点も特徴です。他にも、工具と被削材の擦れを低減するダブルエキセントリクリリーフなど、独自の形状を備えています。

切れ刃の形状や長さの異なるエンドミルを使い分けることで、溝加工や穴あけ加工、段加工など、さまざまな加工に対応可能です。

⇒ALUFLASH

・VariMill X treme

幅広い被削材に対応できる、汎用性に優れた4枚刃の超硬ソリッドエンドミルです。不等分割フルートや不等ねじれ角により、加工中の振動を抑制します。フルートは、切り屑分断性と排出性を向上させたW形状です。

通常の4枚刃エンドミルは、切り屑の排出性や折損、加工中の変形、コーナー部の安定性などに課題を抱えています。
一方で、VariMill X tremeは、ねじれ形状の底刃によるランピングやヘリカル加工時のコーナー部や切れ刃の安定性を、最適化した芯厚で加工安定性を向上。折損リスクが低く、フル溝や肩削りなど、幅広い加工に1本で対応できるのが特徴です。

⇒VariMill X treme

用途に合わせてウィディア社製の切削工具を活用しよう

幅広い商品数や、歴史に裏打ちされた技術力の高さなどがウィディア社製切削工具の魅力です。耐久性に優れた製品を数多く取り扱っているため、求めている製品を見つけることができるでしょう。
加工に使用する工具が見つからないと悩んでいる場合は、ウィディア社の工具を活用してみてはいかがでしょうか。

さくさくECでは、ウィディア社以外にも多くのメーカー製工具を取り扱っています。メーカー製工具をお探しの方も、ぜひ一度ご確認ください。
取り扱いメーカーの一覧は、以下のページご確認いただけます。

⇒取り扱いメーカー一覧