不等リード・不等分割の防振タイプで、安定した加工が行える超硬エンドミル 「4SNVシリーズ」

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不等リード・不等分割の防振タイプで、安定した加工が行える超硬エンドミル 「4SNVシリーズ」

切削加工を行う際に使用する工具の一種であるエンドミルは、用途ごとにさまざまな種類が販売されています。安定して精密な加工を行うためには、取り扱う被削材(ワーク)や加工内容などに応じて、適した商品を選定することが重要です。
この記事では、不等リード・不等分割を採用した4枚刃超硬ソリッドエンドミル「4SNVシリーズ」をご紹介します。切れ味の良さと加工安定性を両立できるエンドミルをお探しの方は、ぜひご参考にしてください。

不等リード・不等分割の4枚刃超硬ソリッドエンドミル、4SNVシリーズの概要

4SNVシリーズは、刃立ち性が良く切れ味に優れる超硬ソリッドエンドミルです。刃径は3、4、5、6、8、10、12、16、20の9種類から選択でき、刃長はすべて2.5Dとなっています。

4SNVシリーズは切れ刃とシャンクが一体になったソリッドエンドミルで、スローアウェイとは異なり、刃部が摩耗した際は再研磨・再コーティングを行うことで使用できるのが特徴です。また、刃形状は不等リード・不等分割のスクエアとなっており、荒加工から仕上げ加工まで対応。コーティングには、硬く耐酸化性に優れたALCr系(アルミ-クロム系)を採用しています。

超微粒子超硬合金を採用し、切れ味が抜群

「超微粒子超硬合金」とは、WC(タングステンカーバイト)の粒子が非常に微細な超硬合金のことを指します。硬い金属である通常の超硬合金よりもさらに硬さと強度に優れ、粒子が細かいことから研磨の際にはシャープな切れ刃の形成が可能です。
超微粒子超硬合金を採用した4SNVシリーズのエンドミルは切れ味が良く、さまざまな用途に対応できます。

4枚刃の不等リード・不等分割で、フル溝加工にも使える

4SNVシリーズは、不等リード・不等分割の4枚刃を採用しています。この不等リードと不等分割の詳細やメリットは、以下の通りです。

【不等リード】

不等リードとは、隣り合う刃と刃のねじれ(リード)角を交互に変えてあるリードのことです。ねじれ角が一定ではないことから切り屑の排出方向が変わり、切削抵抗を分散させて振動(ビビリ)を抑えられるのが特徴です。
また、切り屑の排出方向がさまざまな方向に飛散するため、詰まりの防止にも効果があります。

【不等分割】

エンドミルの底刃の刃と刃の分割角度をずらして、刃が一定間隔で並んでいないエンドミルを不等分割と呼びます。一見すると、刃が等分割(90°)で一定間隔にならんだエンドミルの方が安定した加工が行えるように思えますが、周期的に刃が被削材と接触するため振動が発生しやすいです。
不等分割のエンドミルの場合、刃と刃の間隔が外周刃でも異なり、被削材と刃が当たる周期がずれることから、切削時の振動を抑える効果が期待できます。

4SNVシリーズは、不等リード・不等分割の両方を採用しているため、加工時のビビリを抑制でき、切削負荷が高いフル溝加工などでも使用可能です。

負荷が大きい条件でも安定した加工を実現

4SNV-10.0(φ10x4刃) S50Cを実際に使用し、以下の切削条件で加工を行ってみた際も、安定した加工を実現しています。

【切削条件】
・側面:V=140m/min S=4460rpm F=715mm/min fz=0.04mm ap=15mm ae=2mm
・溝:V=70m/min S=2230rpm F=360mm/min fz=0.04mm ap=10mm ae=10mm

4SNVシリーズでは高い送りでも静かで安定した加工が行え、1Dのフル溝加工の際もビビリは発生しませんでした。

ビビリの抑制が期待できる4SNVシリーズ

4SNVシリーズは、鋼系と鋳鉄系の被削材の切削に向いた超硬ソリッドエンドミルです。刃ごとのねじれ角が交互に異なる不等リードと、底刃の分割角度が異なる不等分割を採用しており、切削時のビビリや切り屑の詰まりの抑制に高い効果が期待できます。
一般的なエンドミルと比較し、切削条件を上げた状態でもビビリを効果的に抑制できるため、フル溝加工や重切削などの切削負荷が高いシビアな加工にも適しています。

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エンドミルは、強靭さや汎用性の高さが求められる切削工具のひとつです。さまざまな加工に使用できる安定性の高いエンドミルをお探しの場合、ビビリの発生を抑制しながら良好な切れ味を持ち、フル溝加工にも使用可能な4SNVシリーズを検討してみてはいかがでしょうか。
詳細な切削条件などの確認やご注文の際は、以下のページをご参照ください。